「2人目の出産、里帰りしないって決めたけど…」
「実家は近くても頼れなくて、ワンオペって本当に大丈夫なのかな」
そんな不安、私も同じように感じていました。
上の子のお世話をしながら、赤ちゃんの授乳・夜泣き・寝かしつけ。
家事もごはん作りも、すべて自分ひとりで。
頭ではわかっていても、やってみると想像以上に大変で、心が折れそうになる日もありました。
でも、そんな毎日の中で「これは助かった」「これでちょっとラクになった」と思えた7つの工夫があったんです。
この記事では、【2人目 里帰りなし ワンオペ】という環境の中で、私自身が試してよかったことをまとめました。
特別なことじゃなくても、「知っているだけで違ったかも」と思えるヒントがあるかもしれません。
いままさに頑張っているあなたに。
一緒に少しずつ、前に進んでいけたらうれしいです🍼✨
目次
2人目で里帰りなしの不安とは?
実家が近くても頼れない現実
2人目の出産を控えて「今回は里帰りしない」と決める方も増えていますよね。実家が近くにあったとしても、いろんな理由で「頼れない」って、実はあるあるなんです。
たとえば、
- 親自身がまだ現役で働いていて時間がない
- 育児のやり方が全然ちがってモヤモヤする
- 過去の関係性から精神的に距離をとっている
私自身もそうでした。車で30分の距離に実家があっても、干渉が強かったり、育児について言われるのがストレスで…。「頼れる=近い」ではないなって実感した瞬間でした。
「なんで私は頼れないんだろう」って落ち込むこともあったけど、大事なのは“責めないこと”。
頼れないからこそ、自分に合った育児の仕方や支え方を見つける力が育っていくのかもしれません。
上の子育児とワンオペのギャップ
2人目が生まれる前、正直「なんとかなるっしょ♪」って思ってました。でも、甘かった。現実は想像以上のバタバタで、1人目とはレベルが違いました。
- 上の子の「ママ遊んで」に応えながらの授乳
- お風呂もトイレも、ごはんも時間がかかる
- 赤ちゃんの泣き声と、上の子の「見て!」が重なるとパンク寸前
「え、これずっと続くの…?」って、目の前が真っ白になった日もあります。
“2人目×ワンオペ×里帰りなし”って、マジで修行レベル。 でも、その分「自分をほめてあげられる力」も鍛えられたと思っています。
2人目ワンオペ育児が大変な理由
休むタイミングが本当になかった
赤ちゃんが寝た!と思ったら上の子が起きる。 ようやく静かになったと思ったら、洗濯物が山積み。そんな毎日。
- 授乳の間に上の子のトイレコール
- ごはん中に赤ちゃんのギャン泣き
- 寝かしつけたら次は夫の夕飯…
「ねぇ、ママいつ休めるの?」って、自分に聞きたくなったくらいです。
だから私は「ちゃんと休むスイッチ」を意識的に入れるようにしました。 5分でもいいからスマホで好きな動画を見る、深呼吸する、それだけでもぜんぜん違う。
心の余裕が持てなくなった日々
いつも笑顔でいたいのに、イライラする自分が嫌で。 上の子が甘えてくるのに「今はやめてよ」って冷たくしてしまったり、泣く赤ちゃんに「なんで今なの」って思ってしまったり。
でもそれって、自分が悪いんじゃなくて“仕組み的に無理”なだけ。 誰だって、睡眠不足で、食事もゆっくりできない状況なら余裕なくなりますよね。
私はそこで「がんばるのやめてみよう」って決めました。 最低限でOK、生きてるだけで偉い!って、自分に言い聞かせて。
里帰りなし×ワンオペで助かった7つの工夫
1. 朝の準備は前夜にすべて済ませる
朝って本当にバタバタ。上の子の「ズボンない〜」から始まり、赤ちゃんが吐き戻したり、まさにドタバタ劇場です。
だからこそ、夜のうちに“明日の私”を助けてあげるようにしています。
- 保育園の準備は全部カバンにIN
- 着替え一式を兄妹分まとめて置く
- 朝食用にパンとバナナはテーブルにセット
これだけで朝の爆発がちょっとマシになります。
2. 食事は「つくりおき」「冷食OK」と割り切る
最初は「ちゃんと作らなきゃ」って思ってました。でも、その気持ちが自分を追い詰めてたんですよね。
今は、
- 作り置きの日を決めて冷凍しておく
- 子どもにはレンジでチンの安心メニュー
- 自分の昼はおにぎり+お味噌汁(粉末OK)
“手抜きじゃなくて、暮らしの工夫”って思うようにしたらラクになりました。
3. 上の子が一人遊びできる工夫
下の子が泣き止まない時、上の子の相手まで完璧にやろうとするとキャパオーバー。
うちは「ひとり遊びグッズゾーン」をつくって、
- ダンボールで手作りおうち
- マグネットで貼る遊び
- アレクサでお気に入りの音楽再生
など、「自分の時間」をもってもらうようにしました。 ママが遊ばなくても“見守られてる”だけで安心する子も多いです。
4. 使ってよかった時短アイテム
正直、「なんでもっと早く買わなかったの〜!」って思う神アイテム、あります。
- 自動調理鍋(スイッチ押すだけで味噌汁&煮物)
- ハンズフリー抱っこ紐(上の子のトイレ介助中もOK)
- コードレス掃除機(片手でスッと吸える)
“手を空ける=心を整える時間ができる”につながりました。
5. 赤ちゃんの寝かしつけパターン化
2人目になると寝かしつけが適当になりがち…でも実はそこに落とし穴。
うちは、
- 20時に暗くして音楽スタート
- 添い寝と背中トントンで5分ルール
- 起きても“声かけのみ”で再入眠促す
など、できるだけ同じ流れを意識してます。 赤ちゃんも「この流れで寝るんだ」と覚えるみたい。
6. 泣きたくなった時の逃げ場を持つ
どうしても泣きたくなる時、ありますよね。あります(2回言う)。
そんな時、私は:
- トイレで5分こもって好きな曲を聴く
- 洗面所で泣いて顔洗ってリセット
- スマホで推しの動画を見る(KAT-TUN最高)
逃げ場があると「また戻れる」って思えるし、自分に戻れるんです。
7. 自分を責めないルールを決めた
これ、ほんっとうに大事。
- できなかったことより「今日も乗り切った」を見る
- SNSと比べるのをやめる(見たくなるけど…)
- 毎晩「今日もありがとう」って自分に言う
子どもに優しくする前に、自分に優しくすること。 それが、ワンオペ育児を続けるカギでした。
2人目育児は「頼れないママ」の知恵で乗りきる
人に頼れないなら“仕組み”に頼る
人に頼るのが苦手だったり、頼れる人がいなかったり。 そんな時こそ、「頼らなくても回る仕組み」を整えるとラクになります。
- 宅食サービス(たまにの外注でいい)
- 洗濯乾燥機&ルンバは育児仲間
- タイムスケジュールをルール化して“迷わない”ように
頭を使う回数を減らすことで、心の疲れが減りました。
がんばりすぎない考え方が大切
ママだからって、いつも笑顔じゃなくていい。
- 「今日だけはゆるして〜」って口に出す
- お惣菜買った日を「がんばらない記念日」にする
- 泣いちゃった日も「それだけがんばった証拠」と受け止める
“がんばらない勇気”も、ママ力のひとつ。
パパ育休中でも“全部一緒じゃない”からこそ分担が必要だった
うちは、夫が1ヶ月だけ育休を取ってくれました。 でも、最初は「一緒にいるのに全然楽じゃない」って感じました。
- 上の子は夫担当、赤ちゃんは私
- 家事は私の担当のまま…
- 結局ずっと寝不足と疲れは続く
でも、一緒に乗り越えようとしてくれる姿勢に、救われた部分もたくさんあって。
- 夜ごはんだけは夫が作ってくれた
- 上の子とお風呂タイムを楽しんでくれた
- 「つらいね」って言ってくれるだけで気が楽になった
「パパが育休取った=自動的にラクになる」じゃない。 でも、一緒に頑張る気持ちがあると全然違う。
2人目も里帰りなしワンオペ育児中のママへ
「ひとりじゃない」って伝えたい
正直、ワンオペで泣いた夜もあります。つらくて抱きしめてほしいのは私の方だよ…って思ったことも。
でも、そんなとき、同じように頑張るママの言葉に救われました。
「がんばってるね」って誰かに言ってほしい。 だから、私はあなたに伝えたいです。
「ひとりじゃないよ。わたしもがんばってる。あなたもがんばってる」って。
一緒に進もう、無理せず自分のペースで
子育てをしていると、ふと「自分だけうまくいっていないのかも」と感じることがありますよね。
私自身、何度もそう思いました。
他のご家庭がスムーズに見えたり、SNSで楽しそうな様子を見るたびに、自分のペースがすごく遅いように感じてしまって。
でも今は、「人と比べなくていい」と思えるようになりました。
それぞれの家庭に、それぞれの形があって当然ですし、どのペースも間違いではないと思っています。
うまくいかない日もありますよね。
泣きたくなる日もあるかもしれません。
それでも、今日こうして読んでくださっているあなたは、きっと十分にがんばってこられた方だと思います。
完璧じゃなくても大丈夫です。
うまく笑えない日があってもいい。
どうか、ご自身の歩幅で、ゆっくりと進んでくださいね。
私もまだまだ模索中ですが、これからも一緒に進んでいけたら嬉しいです。