「2歳なのに、まだ夜泣きが続いていて…」
「夜中に何度も起きて、もうクタクタです」
そんなふうに感じている方、本当に多いと思います。
私もまったく同じで、当時は毎晩「今夜は何回起きるかな…」と緊張しながら寝かしつけをしていました。
寝たと思ったらすぐ泣き、抱っこしてもなかなか寝てくれない夜が続くと、気持ちが追い詰められていきますよね。
でも、その中で少しずつ「これなら試せそう」と思える工夫を見つけていくうちに、
ほんの少しですが自分の気持ちにも余裕が生まれる瞬間が増えていきました。
この記事では、【夜泣き 2歳 何度も起きる】という状況のなかで、
私自身が「これは助けられたな」と感じた7つの対策を、実体験をもとにご紹介しています。
同じように悩んでいる方の、ヒントや安心材料になれたら嬉しいです。
「これならできそう」「今夜からちょっとやってみようかな」
そんなふうに思える対策が、きっと見つかると思います。
目次
🍼この記事はこんな方におすすめです
2歳の子どもが夜何度も起きて、毎晩寝不足が続いている方
「いつになったら夜泣き終わるの…?」と悩んでいる方
抱っこや授乳をしてもすぐ起きてしまい、どうしたらいいのか分からない方
ネットでいろいろ試してみたけど、うちの子には効かないと感じている方
ちゃんと寝かせてあげたいのに、思うようにいかなくてつらくなってしまう方
夜泣きがある日々のなかでも、少しでもラクになるヒントが欲しいと思っている方
夜泣きに悩むママ・パパが、少しでも安心して前を向けるように。この記事がその一歩になりますように。
夜泣き 2歳 何度も起きる理由は?
夜泣きは成長の一部って本当?
2歳になっても夜泣きが続くと、「いつまで続くの?」「これって何かおかしいのかな」と不安になる方も多いですよね。
実は、夜泣きは成長の一部とも言われています。特に2歳頃は、以下のような成長が重なる時期です:
- 言葉が増え、自分の感情が複雑になってくる
- 日中の刺激や出来事を夜に“処理”しようとする脳の働き
- 睡眠サイクルが整う途中段階
こうした変化が、夜中に何度も目覚める要因となることがあります。
つまり、夜泣きは“ママやパパのせい”ではなく、子どもの心と身体が大きく成長している証拠でもあるのです。
2歳の睡眠が不安定な原因とは?
夜泣きが起きやすい2歳頃には、いくつかの共通した原因が見られます。
- 昼寝のタイミングや長さが合っていない
- 生活リズムが日によってバラバラ
- 寝る前の刺激(テレビ、明るい照明など)が多い
- 不安や怖さ(保育園・新しい環境など)を抱えている
これらが重なることで、夜中に何度も目覚めてしまう子が多いのです。
私の子どもも、保育園に通い始めた時期から夜中に泣くことが増えました。慣れない環境でのストレスが眠りに影響していたのだと思います。
原因を知ることで、対策もしやすくなります。
夜泣き 2歳 何度も起きる夜のママの本音
寝不足が続くと心が折れそうになる
夜中に何度も起きて泣くわが子を前に、優しくしたいのに、どうしても気持ちに余裕が持てない…そんな夜を経験された方も多いのではないでしょうか。
私自身も、毎晩のように目覚ましのように泣く我が子に付き合いながら、「このままずっと眠れない日が続くのかな」と不安でいっぱいになったことがあります。
- 毎晩細切れの睡眠しかとれず、日中もフラフラ
- 夫も仕事で遅く、誰にも頼れない
- 感情がコントロールできず、涙が出ることも
でも、だからこそ大事なのは、「つらい」と感じていいということ。夜泣きの中で頑張っているママ自身の気持ちも、ちゃんと大切にしてほしいのです。
「私の対応が悪いのかな?」と思ったとき
夜泣きが続くと、「何か私が間違ってるのかな」「ちゃんと寝かしつけられていないのかも」と、自分を責めてしまうことがあります。
でも、夜泣きは必ずしもママやパパの育て方のせいではありません。
- 睡眠リズムがまだ未熟なだけかもしれない
- 成長にともなう不安や夢の影響かもしれない
- 体調や季節の変化が関係していることもある
私自身、何度も自分を責めて泣いてしまったことがあります。でも後から「それは普通の成長過程なんだよ」と助産師さんに言われて、すっと心が軽くなったことを覚えています。
つらい夜ほど、自分を責めず「今日もよくがんばったね」と声をかけてあげてくださいね。
夜泣き 2歳 何度も起きる夜に効いた対策7選
1. 就寝前のルーティンを整える
夜泣き対策でまず見直したいのが「就寝前のルーティン」です。
子どもは変化よりも“いつも同じ”が安心につながります。
たとえば毎晩、
お風呂 → 歯みがき → 絵本 → トントンしておやすみ
のような流れを作ると、「このあとは寝る時間なんだ」と体が覚えるようになります。
我が家では、寝る前の絵本を1冊だけに決めて、読む声のトーンも落ち着かせるようにしました。最初はバタバタしていましたが、1週間ほどで「この流れなら寝る」と分かってきたように思います。
決まったリズムが、夜泣きの少ない夜をつくることもあります。
2. 日中の活動量を見直してみる
「2歳って、なんでこんなに寝ないの?」と思ったとき、実は日中の過ごし方に原因があることもあります。
お昼寝の時間が長すぎたり、外遊びが少ないと、体力が有り余って夜の眠りが浅くなりがちです。
我が家で効果があったのは、
午前中に外でしっかり遊ばせる
夕方はあえて身体を使う遊びに誘導
お昼寝は15時までに終わらせる
などの工夫です。
夜泣きは“疲れすぎ”でも“体力が余っている”場合でも起きやすいため、その子に合った活動量を探ってみるのがおすすめです。
3. おなか・体温・寝具をチェック
夜中に何度も起きる理由は、実は【環境のちょっとした不快】が原因の場合もあります。
以下を確認してみてください:
寝る前にお腹は空いていないか(軽食が必要な場合も)
パジャマや布団が暑すぎないか
お腹や背中が冷えていないか
2歳は体温調節がまだ未熟なので、大人と同じ布団では暑がって目を覚ますことも。
うちでは通気性のよいガーゼケットと腹巻き付きパジャマが大活躍しました。
「ぐっすり眠れる環境づくり」が夜泣き対策の基本になります。
4. 怖い夢や刺激から守る環境作り
2歳頃になると、空想力が豊かになって“怖い夢”を見るようになる子もいます。
寝る直前のテレビやYouTubeを控える
照明は落ち着いたオレンジ色にする
「ママいるよ」「大丈夫だよ」と声をかける
といった対応が、夜中の不安感を減らしてくれます。
我が子は、寝室に好きなキャラクターのぬいぐるみを置くと安心して寝るようになりました。
「怖くない」と思える環境こそが、何度も起きる夜泣きの安心材料になるのです。
5. 起きても安心できる声かけの工夫
夜中に起きてしまったとき、すぐ抱っこするより「声かけ」だけで再び眠れる子もいます。
「ママここにいるよ」
「大丈夫だよ、もう寝ていいんだよ」
「トントンするね」
このような言葉を、できるだけ穏やかに、同じ言い方で伝えるようにすると、子どもにとって“安心のサイン”になります。
我が家では、声かけ+トントンだけで再入眠できる日が増えたことで、親の負担もかなり軽くなりました。
安心感のルーティン化は、夜泣き対策の要です。
6. 夜泣き専用グッズを取り入れてみる
「夜泣き対策グッズって意味あるの?」と思うかもしれませんが、実際に使ってみると、親子どちらのストレスも減らせる工夫が詰まっています。
おすすめは、
ホワイトノイズスピーカー(胎内音・雨音)
おやすみプロジェクター(視覚+音のリラックス効果)
肌ざわりのよいガーゼケットやパジャマ
わが家では特に、おやすみプロジェクター+絵本の組み合わせで眠りが安定しました。
**「道具に頼ることは悪いことではない」と思ってOK。**育児の工夫として、どんどん取り入れていいんです。
7. ママのメンタルケアも忘れずに
夜泣きが続くと、子ども以上に消耗してしまうのがママ自身の心です。
「今日もよく頑張った」と自分に言ってあげる
つらい日は泣いてもいい
家族に「5分だけ交代してほしい」と頼る
たったこれだけでも、気持ちが少しずつ軽くなることがあります。
私も、何度も「もう限界かも」と思いました。でも、「今日は寝てくれた!」という日が来ると、それだけで涙が出るほどうれしかったです。
ママの心を守ることは、夜泣きへの一番の対策になることもあります。
🌙 まとめ|夜泣き 2歳 何度も起きる…でも、ひとつずつ
2歳の夜泣きって、思っていたよりずっと心も体もすり減っていきますよね。
「また起きた…」「いつまで続くの?」そんな風に、夜が来るのが少し怖くなる日もあると思います。
でも、それでも毎晩向き合って、ここまで読んでくださったあなたは、
もうそれだけで十分に、ちゃんと子どもと向き合ってこられた人なんだと思います。
このページの中に、
「これやってみようかな」「うちにも合うかも」そんなヒントがひとつでも見つかったなら、すごくうれしいです。
夜泣きって、“絶対に効く”正解があるわけじゃない。
だけど、**「うちの子にちょうどよかったこと」や「自分がちょっとラクになれる工夫」**は、きっとどこかにあります。
その小さな気づきの積み重ねが、
いつのまにか「前より寝てくれたかも」に変わっていくこと、私は信じています。
🌸 最後に|あなたはちゃんとがんばってる
うまく寝かしつけられなかった日、
大きな声を出してしまった日、
泣きたくなった夜。
きっと、いろんな日があると思います。私もそうでした。
でもね、それでも毎晩付き合ってあげているあなたは、
もうそれだけで、とても大きな愛情を届けているんだと思います。
泣かれても寝てくれなくても、「ママがそばにいる」って、子どもはちゃんと知ってる。
そしてママ自身にも、思い出してほしいです。
「今日も、ほんとによくやったよね」って。
完璧じゃなくていい。
イライラする日があっても、ため息つく日があっても、
あなたの育児は、ちゃんとあたたかくて、ちゃんと素敵です。
どうかこの先も、無理しすぎず、あなたのペースで。
夜泣きがつらい夜に、ふと読み返したくなるような場所であり続けられますように。
一緒に、ゆっくり進んでいきましょう🌿